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書を志して 桃蹊

書を志して随分時間ばかりが過ぎましたが、まだまだ入り口の門の前でモタモタしています。200年先を目指していますから、ついそんなことにもなります。

無限大の命のような、祈りでもある


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書とは

「墨で文字を書く」ことにあります。

よって文字を知る者であれば誰にでもできる自己表現です。

その、誰にでもできることを、誰にもできないほど深く掘り下げる、生き方を問うているのもまた「書」であります。

『書の究極は人物に帰する』

と言ったのは高村光太郎でした。


書芸術は漢字の成立とともに始まったと考えられています。

それは芸術と思っていたか否かに関わらず、書かれたものそのものが人の心を動かす「美」を持っているからです。

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文字で伝えるわけですから、誤字があっては正しく伝わりません。ですから文字についても学びます。


漢詩や詩文、俳句や短歌などを書くことが多いですから、その文章の鑑賞や理解を深めることも大切です。


手紙のように自分の言葉を伝えるために書くのが最も真っ直ぐに届くものと思います。


写経は、ただひたすらに書き写す仏様にお届けするものですから、墨を磨り何度も書いているうちに心が自然静かになります。

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創作に迷った時には古典に帰ります。何百年何千年もの歴史の篩に残された古典に臨み、自分を空しくして、ひたすら筆持つ時間は正常に戻してくれます。九成宮醴泉銘と寸松庵色紙が特に好きです。

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現在は、何処にも属さず、独り制作しています。


私は創作においては書と抽象の狭間で感じることを描いています。

近年ご縁いただくライヴですが、不思議なことに舞台で見ていただくというより、ましてや見せる、という気持ちには全くならないのです。

いつも通りただ必死で、時には楽しい空気を感じて真っ白な紙に描いているだけなのです。


日頃は

興味を持っていただいた方に、私が経験した小さなことをお伝えしています。以下その内容です。


【墨あそび】発色の良い墨の磨り方

      墨の美しさを感じながら線を引く

      抽象と書(具体)の両面から描く

      日常の書の鑑賞方法や、表現、手紙の書き方を知る。

【写経】  般若心経など写経し、納経する(納経料はお心持ちで

      御朱印をいただくことができます。南円堂300)

      一番近い興福寺南円堂さんに納経していただくもので

      すが、

      お持ち帰りいただきお近くでの納経もよろしいとおも

      います

【臨書】  古典を学ぶ 形臨と意臨

      古典を読む

      古典の背景、歴史を学ぶ

【文房四宝】道具を愛し、楽しみ方を共有する

      あらゆる垣根を超えて研鑽する情報交換の場として、

      書と言えば欠かすことのできない文房四宝について

      特に奈良の産業「墨、筆、紙」などあらゆる立場の方

      とともに書の文化を次世代に伝える。



どのメニューもお互いに共有させていただくもので、ともに学び楽しむものです。

色々お話をお聞かせいただければば幸いです。


桃蹊

1977年鎌倉円覚寺居士林で禅(栽松軒足立慈雲老師)に出逢い桃蹊の名を戴く

1982年東京学芸大学芸術科 書道卒業 奈良に移住。

1983年故今井凌雪 師事

2013年より書活動再開、現在。

禅の教えから、墨の濃淡に生と死を重ね、書、「心象の風景」を描く。

神社仏閣(石上神宮、春日大社、氷室神社、談山神社、海龍王寺、宝勝寺)での奉納揮毫 。書籍、映像題字制作。ギャラリーでの個展、ワークショップへの招致。また文部科学省「児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験」の派遣作家として活動。近年音楽家とのライブドローイングを展開。

奈良市在住


https://instagram.com/tohkei_sumiasobihito?r=nametag




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Commented at 2021-04-25 11:59 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by sumiasobihito | 2021-04-24 11:34 | Trackback | Comments(1)

生きている墨の美しさ、生かされていることの有難さ。表現者としての記録


by sumiasobihito桃蹊
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