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写経

奈良墨と写経

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納経所
今では寺社でご朱印帳の押印が簡単にいただくことができます。
昔は自らが写経してそれを寺に納めることで授与される受領証であったと知りました。
ご朱印を受け付けているところを今も”納経所”というのは、そうした理由からと。

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調べてみますと、
「中でも13世紀前半には行われていた、日本全国66国を巡礼し1国1箇所の霊場に法華経を1部ずつ納める「六十六部(ろくじゅうろくぶ)」と呼ばれる巡礼が起源と考えられています。。」と、
また、「江戸時代以前は神仏習合の時代ですので、今のように神社や寺院の境界線が明確には引かれていなかった時代です。
実際に、神社にも寺院にも、別け隔てがなく納経する例が多く見られました。神社に納経する事も普通にありましたので、寺院・神社どちらが起源という区別はないと考えたほうがよいでしょう。」とも。

そうした納経の証として拝受していたものですが、江戸時代後期には既に写経を納めるという行為は形骸化していたと言われています。

こうして参拝した証として御朱印の風習が残るようになったそうです。ですからまず、お参りをしてから。

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奈良墨の始まりをおもいつつ。
御朱印を認めるのも墨で有り、本来写経も。
その墨で書した写経を納経する民間の書を、
もう少し広く多くの方とご一緒したいと、随分前から、なんとなくおもっておりましたところ、背中を押していただき、覚悟を決めて一歩進めたいと思ったのです。
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書としての写経か?、心を鍛える修養としての写経か?いずれも大事に、生かされてあるご恩送りの一つとして描いていきたいとおもうのです。

今日は梅雨明け、新型コロナウィルスのお陰様でたっぷりある時間を勿体無いとおもう7月が行きます。





by sumiasobihito | 2020-07-31 21:02

生きている墨の美しさ、生かされていることの有難さ。表現者としての記録


by sumiasobihito桃蹊
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