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聴し色(ゆるしいろ)

真実を求めていきよ、と教えられて久しく。

何が本当か?本物であるか?分かりにくい時代であります。

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いにしえから現代に至るまで時代に乗ってもてはやされるものと、脈々と存在しつつも表舞台に出ないまま、歴史のふるいに選別されたかのように思うものがまたある時突如取り上げたりも致します。

作家は、時流に流されることなく直心のまま求めるところに、色と形を見出す喜びにのみ自己を深めたいものです。

さて世の選別の根拠は、どこにありましょうか?

形あるところの色。この色は無限大。

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「色」を考えるとき一般に許されるものとそうでないものが歴史的にありました。現代にあって興味深いことです。

「聴し色(ゆるしいろ)」美しい日本の言葉の表現に心動かされます。

色には音があるのやもしれません。

聴してくださるのは、どなたでしょうか?

聴き届けてくださる方は、

さて墨色は?

墨色、その言葉と音と視覚から私は清らかさを感じます。

禅僧のありようを身をもって示され墨染めで過ごされた老師をおもわずにはおられません。
真実を求めて生きよ、と仰った亡き老師は
X=無限大、Xは命であるとおっしゃいました。

深いところ、本当のところは積み重なった時間が語る物語なので、それを伝えるのはなんとも難しいものです。

今はなんでも情報を手に入れることができて、実際に観たり手に触れたり確認せずとも手に入れることが簡単にできてしまいます。

真っ直ぐに心動かす物事を得るための暮らしをしたいものです。


直心について、今日は墨染めの墨色を何とはなしに「聴しいろ」の言葉とともに考え、現代人に課せられている「試練」を思いました。

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「心」

萬葉集 
真木柱 太き心は 有りしかど この我が心 鎮めかねつも

Stout was my heart

like pillars of thick pine,but now this heat cannot be assuaged.



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by sumiasobihito | 2020-07-05 19:41 | Trackback | Comments(0)

生きている墨の美しさ、生かされていることの有難さ。表現者としての記録


by sumiasobihito桃蹊
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