Live Couleurs de l Amour
2020年 03月 19日
Live
Couleurs de l Amour
Ludovic B.A&Yoko 来日ツアー
2020年3月18日
出演
Ludovic B.A&Yoko
Steve Eto
桃蹊
結果、出来るだけの細心の注意を払い、対応をしてライブを行うことになりました。
本来なら声を高く宣伝したいところですが、それを言いにくい、なんともやり場のない現在の状況の中、お越しいただいた皆様には感謝申し上げます。
ライブを始めてみますと、ワクワクと、ウキウキと生きている喜びがこみ上げます。
音楽は素晴らしい!ギターの音色、リュドさんの切ない歌声、フランス語を理解することはできないけれど、伝わってきます。
洋子さんのバイオリンの強さにも心震わされます。
Steve さんとは何度かご一緒してきましたが、内面を揺さぶるパーカッションのリズムは相変わらず、引き込まれてしまいます。
前日の申し合わせ、打ち合わせの時もまだどう表現しようか迷っての本番。
『慈雨』で表現したい「心」の文字が降ってきたように感じました。受け止める形、再生していく心。と言った感じでしょうか?
あとは即興のなすがまま。
私にとって音楽は遠いところから体の細胞を鼓動させる感じとでも言ったらいいのでしょうか?自然に筆が動き出すのを、また音楽を観客のように聴きながら全体を客観視ながら仕上げていきます。
ライブの 心象の風景は、そのようにして出来上がります。
ライブの中でやりすぎない、引き算をするのは、実は案外難しいものです。
心象の「心」は水たまりに浮かんで、暖かな春雨のような慈雨を受け止めながら少し笑っているようでもあり、泣いているようでもありました。
by sumiasobihito
| 2020-03-19 19:34