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二心(媚びない)

字書き、書家、書道家など、墨で文字を描く者は、

心に響く、文字を描きたい、とおもうものですが、

時には、ゾッとするような、恐ろしく思えるものも描いてみたくなるものです。そこに「美」を感じるからにほかなりません。

そして、文字の伝える力、を信じているからではないかとおもいます。

ですので、そんな、時に良い心持ちにはならないような文字、や詩文。

例えば、

不吉な「死」、哀しい「裏切り」といった、ものにつながるものさえ時に描きたくなることがあります。


しかし、私が一つ言えるのは、

「媚びる」

これだけは、未だ嘗てこれからもおそらく描こうとはおもわないでしょう。
公募展から離れて久しく、個展に際してもそうですが、

ご依頼を頂き制作することの方が多くなったこの頃。自分探しの核に近ずく「美」なるもの。

道を求めるものにとって教えを請うときも、頂くときも、為すときも、つまり制作するときも、

二心に美しさは感じません。

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五月半ばすぎの今日は、ふと午睡に足りない中途の時間に、言うても書いても詮無いことをおもいつつ。

大好きな花が、直向きに上へと蔓を伸ばします。

蔓は、支えがないと上へは行きませんが、

地べたでも美しい花を咲かせていて、

連れてきてしまいました。
雨に叩かれては、かわいそうな気がして。
雨にはならんかった。

・・・ハア、余計なことやった。・・

人は余計なことばかりしてしまいます。




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by sumiasobihito | 2019-05-18 23:16 | Trackback | Comments(0)

生きている墨の美しさ、生かされていることの有難さ。表現者としての記録


by sumiasobihito桃蹊
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