一隻六扇(六曲)物語

一隻六扇(六曲)物語

描く言の葉、物語六曲は、1春(兆) 2 日(日の出) 3 夏(森) 4 秋(羅) 5 冬(萬象) 6 寧楽

紙を探して頂き、昨日届きました。


「1980年もの 棉料四尺二層宣紙」

よく枯れていて、(美しく歳を重ねた)保存状態も良い紙です。

美しいキメ細やかさが職人の技術の高さを物語ります。

紙も墨も、まあ、人も皆生きていますから、放っておけば、腐るわけです。大事にしてもらってきた年月の重ね方です。


紙は、着物の反物のように、一反二反と数えますが、

今回は50枚一反の異なる種類を、二反わけていただくことができました。

「もう無いで」と。

墨色との濃度の調節をしながら、

いよいよ 六曲物語を仕上げていこうと思う今日は

まず、紙を広げて干すことから始めます。

墨は和墨の割合が大きかったようなので、唐墨を加えて行きます。


珈琲を挽いた豆で、たてて濃かった時に

濃い液にお湯を足すのと

挽いた豆に通して薄くするのと、味は同じでしょうか?ね

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そんなことを考えながら、

異なる液同士を別々に混ぜるのではなく、磨り馴染ませる。オリジナルのブレンドを作る感じ、とでもいいたらいいのでしょうか?

気狂いやなあ、という自覚はあります。




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by sumiasobihito | 2018-03-17 18:44 | Comments(0)

生きている墨の美しさ、生かされていることの有難さ。表現者としての記録


by sumiasobihito桃蹊
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