国文祭、障分祭 映像題字を描く

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なんと難しい、タイトルでしょうか!
国文祭、障分祭フィナーレ映像の題字依頼を受けたのは、天忠組シンポジウムinn
東京が済んだその直後でした。
大和の、奈良の映像を撮り続けている方、保山さんの題字に他ならないことに、プレッシャーを感じながら、それはもう、有難い事と思い、迷わず描かせてくださいと、お引き受けしたのでして。
題字を書く人などは数多、ある中で選んで頂いたご縁には感謝しかありません。

描くイメージを得るまでに時間は随分過ぎて行きました。
「大和」「誇り」そんな大変な言葉を持つ題字は、何を描いたら良いのか、随分途方にくれました。
そんなある時常に身近にある「仏足石」碑、拓に感じる何かがあって、そういえば「仏足石歌碑」がある事を思い出しました。

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深く石に刻まれた萬葉仮名で表記された文字の、華美ではない包み込んだ深い線と、おおらかで自由な文字の構成。
この雰囲気こそ、奈良を、大和を、表すことが出来るのではないかと、感じたのでした。奈良を観尽くしているその映像には、華やかさよりも内にこもるおおらかさや鄙の故郷のイメージが、あっているように思いました。残念ながらまだ映像を拝見してはいませんが、私が言葉「大和」「誇り」を表すには、
「華美ではなく鄙び」
「誇りは、観えない、線の深さで表したい」
「誰にでも読めること」
そう、思ったのです。

大和について、また誇り、について考える機会をいただいた難しい題字でした。
描いた言の葉は、映像とともに
届くでしょうか?
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by sumiasobihito | 2017-12-05 00:44 | Comments(0)

生きている墨の美しさ、生かされていることの有難さ。表現者としての記録


by sumiasobihito桃蹊
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